Cross Talkキャリア×キャリア対談

「挑戦したい」が
FCCLの力になる
グローバルが活躍の舞台

謝(XIE) 調達統括部 CPU&ソフトウエア調達部
2019年入社
IT業界での翻訳業務から自動車部品の調達を経験した後にFCCLへ入社。日中英を操る語学力を武器に調達統括部で活躍。LCD担当を経て現在はIntelのCPU調達に従事する。
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玄(XUAN) 調達統括部 CPU&ソフトウエア調達部
2020年入社
トラックの部品メーカーで従事した電子部品調達を機に、パソコン業界に関心を持ちFCCLへ入社。デスクトップ筐体担当として調達のキャリアを積み、現在は半導体調達担当として活躍中。

他業種から挑戦を求めて転職。
好奇心を胸にFCCLへ。

謝さんはどのような経緯でFCCLに入社したのですか?
私は台湾の大学を卒業後、台湾で7年間民間企業で働きました。大学で勉強した英語を使える仕事を探し、最初はIT系企業で英語と中国語の翻訳の仕事をし、その後、日系の自動車部品メーカーで調達の仕事をした後、2016年に来日し、再び自動車部品メーカーで調達の仕事をしていましたが、もっと新しいことに挑戦してみたいという気持ちが強くなり、英語・中国語・日本語を活かせるFCCLでの仕事を選びました。
私も自動車部品メーカーで働いていました。中国から来日して、最初に就職したのがトラックのブレーキ製造メーカーです。入社後3年間を財務部で過ごした後、購買部の部品調達へ配属になりました。
当時は、乗用車に続いてトラックでもハイブリッド車を検討し始めた時期で、電子部品の取り扱いが必要になっても、周囲に知見のある経験者がおらず、独学で調べながら業務を進めていました。そのようななかで電子機器に対する興味が湧き、PC業界での調達を仕事にしたいと思うようになり、FCCLに転職しました。

社内文化が多国籍。
バックグラウンドを尊重しあう
カルチャーが
成長を支える。

自動車業界からFCCLへ転職したときは、実は結構不安でした。業種も異なるので、文化の違いに悩むケースもありました。特に日本と海外の慣習の違いによるギャップに戸惑いました。
わかります。調達の仕事はどうしても間に立って調整が必要ですものね。
しかしFCCLは海外駐在の経験がある社員が多く、文化や慣習の違いにはとても寛容です。外国籍の方がのびのびと働いて活躍していて、最初の数カ月は「社内がグローバルになっている!」と驚きっぱなしでした。玄さんも最初は不安だったと思いますが、すぐになじめましたか?
謝さんと同じく、習慣の違いからトラブルが起きないかは少し不安でした。また興味を持って転職したとはいえ、まったく異なる業界からの転職ですから製品知識がないので、ちゃんとついていけるようにがんばらないといけないと意気込んでいました。
しかし、実際にFCCLに入社してみると、多様な国籍の方が働いていて、お互いを尊重し柔軟に対応していることに驚きました。皆さんバックグラウンドが違うのに、仕事も丁寧に教えてもらえたので、入社前の不安はすぐに吹き飛びました。
本当に社内がグローバルですよね。皆さん多国籍な文化の中で働く意識をしっかりと持たれているので、文化の違いによるトラブルもなく働きやすいと感じています。

責任の中にある
緊張感がやりがい。
固執しない姿勢が成長を導く。

仕事を始めてから驚いたことはありましたか?
同じ調達でもこんなにやることや考え方が違うのかと、仕事の幅広さと深さに驚きました。FCCLに入った直後はLCDの調達担当として、主に納期の管理をしていました。今はIntelのCPU担当として、コスト管理を中心に調達業務に携わっています。
前職で射出成形や金属プレスなどの部品を調達していたときは、よりシンプルな計算で済んでいたのですが、CPUコストは細かく計算をしながら調達価格を決めていくので、業務がとても複雑になりました。高単価で数量も多いCPUは、一つの計算ミスが大きな損失になります。しかし調達の成果が大きな利益にもつながりますので、緊張感も含めてやりがいを強く感じています。
私も最近デスクトップの筐体から半導体に扱う製品がかわり、仕事内容が大きく変わりました。デスクトップの筐体では台湾や中国との取引が多く、ほとんど中国語を使っていました。しかし半導体の部門では日本と米国の担当になりましたので、ほとんど英語と日本語しか使いません。またベンダーとの取引の仕方もかわりましたので、今はとにかく仕事を覚えることを最優先にしています。
担当がかわった直後は、プロセスやフローが違うので一番たいへんな時期かもしれません。
そうですね。たいへんだとは思いますが、一方でこれをきっかけにやり方が大きくかわったのは良い機会だと思っています。中国・台湾の取引先を相手にしていた頃のやり方に固執せず、柔軟に対応する意識にかわりました。わからない部分は自分で調べつつ、経験豊富な上司や先輩の知識や知見を共有してもらいながら問題解決に取り組んでいます。今はほとんどテレワークで仕事をしていますが、一人だけで仕事をしているわけではないと感じられるのがうれしいですね。

活躍の場はグローバルへ。
挑戦する意欲が
企業の推進力になる。

現在は転職時にPC業界で調達の仕事をしたいという目標を達成できました。これからは、さらにいろいろなかたちで会社に貢献できるように成長していきたいと考えています。現在調達している半導体部品は汎用部品が多いのですが、さらに品質がよく安価な部品の調達ルートを開拓し、事業部によりよい提案ができるようになりたいと思っています。
FCCLはこうしたアクションを歓迎して応援してくれる会社ですので、積極的にチャレンジしたいと思います。
私も今よりももっとCPUの調達業務に深く関わっていきたいと考えています。Intelはアジアのコスト管理や営業、オペレーションを中国で行っていますので、私もIntelとのやり取りには中国語を使っています。今後はさらにIntelとの親睦を深めながら、日本と中国の間の橋渡し役になっていきたいですね。FCCLとIntelの関係が深くなるほどコスト面にもメリットが出てきますので、レノボのグローバルチームとも連携しながらグループのメリットにつながる調達業務を推し進めていきます。
実現に向けたチャレンジができるのも、変化を柔軟に受け入れるFCCLの文化があってこそだと思います。現状維持に留まらず推進力に変換するのが上手な会社だと思います。
本当にそうですね。自分から志願した部門にローテーションしていった方も多く、皆さん活躍されていますね。社員のやる気を尊重してくれるのはとてもありがたいと感じます。
また、私たちが働きやすさを感じているように、会社自体のグローバル化が進んでいるのも大きな魅力です。調達部門はもちろんですが、グローバルな仕事をするチャンスが広がっています。
グローバルを舞台にチャレンジしてみたい方にとって、FCCLはとても魅力的な職場なのではないでしょうか。自分の力を広いフィールドで試したい方は、ぜひFCCLで一緒に働きましょう。

※内容はインタビュー当時のものです。

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