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GROW UP 1.4.8

若手の意見が尊重され、チャレンジできる機会が与えられる。だから成長も早い

DISCUSSION MEMBER

  • 1 年目

    篠宮 百合香YURIKA SHINOMIYA

    商品企画統括部

    2021年入社

    国内の大学の経済学部を卒業後、海外の大学院で国際経済学を専攻。技術力の高い日本のメーカーの商品を世界市場で復権させたいという思いからFCCLを志望。入社後は商品企画統括部に配属となり、現在3機種の新製品企画に関わる。

  • 4 年目

    河間 勇気YUKI KAWAMA

    コンシューマ事業本部

    2018年入社

    学生時代は情報工学を専攻し、大学院ではユーザーインターフェイスの研究に従事。就職にあたっては、ユーザーから直に評価を得られるパソコンの開発が面白そうだとFCCLを志望。現在はノートパソコンに搭載するソフトウェア開発を担当。

  • 8 年目

    笹井 美里MISATO SASAI

    PM統括部

    2014年入社

    学生時代は船舶工学を専攻。大学院在籍時、FCCLの前身である富士通のパソコン事業部門のインターンシップに参加し、コンシューマ向けの商品を手がけることに魅力を感じて入社を志望。入社後は、タブレットやノートパソコンの筐体設計に従事。

1st YEAR 最初はわからないことばかり。
でも「予習」ができるようになって
成長を実感

  • 篠宮

    FCCLでは配属前にジョブマッチングの面談があるんですよね。新入社員がいろいろな部門の部長と話ができる場が設けられていて、希望する配属先があれば、そこで自分をアピールできる。そのジョブマッチングの面談を経て、私が配属されたのは商品企画統括部でした。市場の動向を調査し、世の中から求められる商品を企画していくことがミッションですが、文系出身の新人の私にはまったく未知の世界で、最初は会議の中で話している言葉すら理解できませんでした。

  • 河間

    私もそうでしたね。ソフトウェア技術者として最初に私が配属されたのは、「Infini-Brain(インフィニブレイン)」というエッジAIコンピューティングを開発するチームでした。当時、FCCL内で「パソコンにとらわれないデバイスを創る」という先進的なプロジェクトが進められていて、運よくそこに参加させてもらえることになりましたが、当初はわからないことだらけで周囲についていくのに必死でした。

  • 笹井

    それはみんな同じですね。私の場合は入社後、防水タブレットの開発プロジェクトに配属となり、その筐体設計に携わることになりましたが、新人の頃は与えられた仕事をこなすのが精一杯で、自分で考えて設計を進める余裕なんてなかったですね。

  • 篠宮

    商品企画の部内では、担当製品ごとに「検討会」が定期的に開催されているんです。これは技術部門のマネージャの方々も参加し、どのような新製品を開発すべきか検討していく会議なのです。新人の私もそこに参加しているのですが、会議でわからなかった言葉を後で調べて、どんな議論だったのかを「復習」することに追われていました。でも、半年過ぎた頃から徐々に理解できるようになり、いまでは事前に会議の内容を「予習」できるようになってきました。

  • 笹井

    篠宮さんは、どのように検討会を「予習」しているのですか?

  • 篠宮

    次回の検討会で取り上げるテーマに詳しい部門のマネージャの方に、チャットで連絡して「どんな議論になりそうか、ポイントを教えてください」とお願いしています。初歩的な質問ばかりで、本当に申し訳ないのですが……。

  • 笹井

    そこは罪悪感を持たずに、どんどん質問したほうがいいと思いますよ。うちの社員はみな優しいので、親身になって教えてくれるはずです。自ら積極的に働きかけていくことで、早くから知見が蓄えられて、社内の人脈も広がり、後々仕事も進めやすくなると思います。FCCLは若手が早く独り立ちできるように支援してくれる会社なので、こうした環境は存分に活用したほうがいいと思いますね。

4th YEAR 自分のアイデアを
製品に反映できるように。
短期間で経験値を高められる環境

  • 河間

    私はいま4年目ですが、3年目にノートパソコンに搭載するソフトウェアを開発するチームに異動し、また新しいことにチャレンジする機会を与えてもらいました。現在、より付加価値の高いソフトウェアを追求していて、たとえばオンライン会議の時に周囲の雑音を拾わないよう、ノイズキャンセリングを行うソフトなどの開発に取り組んでいます。4年目になって裁量も大きくなり、自分のアイデアをどんどん開発に反映しています。さらに、ただ技術的に実現できるかどうかだけではなく、自分の作ったソフトウェアがどのぐらいの価値をもたらして収益に結びつくのかという、ビジネス的な観点も意識するようになってきました。

  • 篠宮

    河間さんは新人時代から2年目3年目にかけて、どんなことを心がけて仕事に取り組まれていましたか?

  • 河間

    年次が低いうちは、まだ仕事を通して勉強することが許される期間だと思い、自分で「こんなソフトを作ってみたらどうだろう?」といろいろと試していました。ノートパソコンのソフトウェア開発は、ちょうどいい規模なんですよね。SIerが手がけるような企業向けの大規模なシステム開発案件だと、工程が細分化されていて関われる領域が限られてしまい、かつSIerの技術者は設計や検証が中心で、ソフトウェアづくりの肝となるコーディングを手がけないケースも多い。その点、FCCLなら全て丸ごと経験できて、たとえばAIを使ってこういう機能を実現したいと考えれば、自由にトライさせてもらえる風土がある。その結果が良ければ評価してもらえますし、技術者としてとても成長できる場だと思いますね。

  • 笹井

    あと、製品の開発スパンが短いのもいいですよね。私も4年目に、防水タブレットからノートパソコンの開発チームに異動になりましたが、新製品の開発サイクルはだいたい2年程度。最初の一週目は、先輩に教えていただきながら筐体設計を最初から最後まで経験し、そこで学んだことをベースに、二週目はある程度自分の考えで設計できるようになりました。短期間で経験値を高めて成長できる環境でもあると思いますね。

  • 篠宮

    笹井さんは当時、どんなところに仕事のモチベーションを覚えていたのですか?

  • 笹井

    やはり自分が関わった製品が世の中に発表されて、家電量販店の店頭に並んでいるのを見た時はうれしいですよね。その製品がヒットして多くの人に使っていただけると、もっとうれしい。それはどの職種にも関わらず、FCCLの社員全員に共通するやりがいじゃないですかね。

8th YEAR 自分の裁量で、前例のない
設計に挑戦。若くしてこんな経験が
できる場は、そうはない

  • 笹井

    私はこれまでノートパソコンの新製品開発に二回携わり、8年目のいまは3機種目の開発に挑戦中です。今回は液晶側の筐体をすべて一人で担当していて、液晶やカメラをどう配置するかとか、あるいは筐体の材料に何を使用するかなど、総合的に設計する役割を持たせてもらっています。いま関わっているのは最先端のノートパソコンで、まだ世の中であまり例のない新しい筐体設計にチャレンジしているので、とても刺激的です。私の年次でここまで任せてもらえるのも、FCCLならではだと思いますね。

  • 河間

    FCCLは本当に若いうちからチャレンジできる機会を与えてくれる会社ですよね。

  • 篠宮

    私もそう思います。若手の意見でも、決して蔑ろにされるようなことはないですね。私はまだ知識も経験も浅いので、商品企画会議で突拍子もない意見を出したりするのですが、統括部長やマネージャも私の発言をきちんと受けとめていただけます。たとえば先日、個人的に環境問題に関心を持っていたこともあって、「地球環境に貢献するような製品を創りたい」と提案したら、マネージャが「なぜそう考えたの?」「いったん企画書にまとめてみようか」と、私の提案を後押ししていただきました。実現できるかどうかはさておき、若手にもきちんと機会が与えられて、自分のやりたいことを訴えられる環境があることに、私はとても魅力を感じています。

  • 河間

    私としては、これからさらに技術力を高め、自分がイメージした製品を自分で形にして、世の中に送り出すところまで手がけられるようになりたいと思っています。以前に携わっていたエッジAIコンピューティングのような、現在のパソコンの範疇に留まらない製品を開発して、世の中にインパクトを与えたいですね。

  • 笹井

    私ももっとキャリアを高めて、自分主導で全体を見渡して製品開発ができるようになりたいです。ゆくゆくは「検討会」に出席できるぐらいのポジションに就いて、商品企画から関わって世界で勝負できる製品を創りたいと思っています。

  • 篠宮

    私も「日本の製造業の実力をもっと世界に示したい」という思いからFCCLに入社したこともあって、海外で大いにプレゼンスを発揮できるような商品をぜひ企画したいですね。FCCLならきっと叶うと信じています。

※内容はインタビュー当時のものです。

人に寄り添い、
コンピューティングの未来を創造する。

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