INTERVIEW

生産管理本部 調達統括部 ユニット部品調達部

顧 詩蓓GU SHIBEI

#2017年入社 #生産管理 #調達

関係構築と助け合い
会社の利益を導き出す

01

人材を大切にする姿勢と
広い裁量で、
のびのびと仕事ができる環境

私は幼少の頃から好奇心が旺盛で、新しいものや未知のものに関心が高く、大人になったらいろいろな国の文化に触れてみたいという気持ちがありました。そして中国の高校に通っている頃「海外で働きたい」という思いが強くなり、大学では日本語を専攻しました。卒業後には日本の大学院に入り、社会科学を学びました。研究テーマは企業経営、産業構造、そして社会構造でした。これらを学びながら日本で生活するなかで、電気機器に興味を持つようになり、国内有数の電気機器メーカーであるFCCLの門を叩きました。

入社当時は日本の素晴らしい文化に憧れを抱く一方で、日本の企業は"上下関係が厳しい”というイメージを持っていました。しかし実際にFCCLに入社してみると、各統括部の統括部長から新入社員に向けて、各部署で行っている業務を説明していただき、配属先を一緒に検討いただけるジョブマッチングの会を設けていただきました。新入社員である私たちに対して、納得がいく形で配属先を考える機会をくれる姿勢に、とても人材を大切にする企業であると感じました。

配属後に感じたのは、新人の私にも与えられる裁量の大きさでした。業務を進める方法やペースなど、担当する仕事は全面的に任せてもらえました。もちろん分からない時には相談に乗ってもらいながら、自分で導き出した方法で成果を出すと、上司からは非常によい評価をしていただきました。先輩の皆さんは誰もが相談に対して親切に答えてくれますし、私が思っていた日本企業のイメージとは違うなと意識を改めました。

02

部門の垣根を越え
「One Team」で
難題を切り抜ける
  • FCCLで働いている中で感じるのは、全員で相互に協力し合い、一つの目標を達成しようという一体感です。
    過去にとある部品が在庫切れになり、代替品をすぐに調達しなければならない事態が起こりました。しかし調達部も開発部も手一杯で、対応の余裕がない状況。どんなに急いでも2~3ヶ月はかかる見通しで、会社にとっても大きな損失がでる恐れがありました。そこで事業部に相談したところ、トップの方が率先して打ち合わせに参加し、代替品の評価手順をスピーディーにアレンジしていただけました。結果、この難題を見事切り抜けることに成功しました。社内の垣根を越えて「One Team」の精神がFCCLには根付いていると実感した出来事でした。
  • こうしてサポートをしあう環境は、お互いに良好な人間関係を構築してこそ成り立つものです。その関係は社内だけではなく、取引先企業など社外の方々にも及んでいます。
    2017年の入社以降、私は調達統括部のユニット部品調達部に所属し、現在は製品に組み込むバッテリーとACアダプタの調達を行っています。調達はものをそのまま買うのでなく、新商品を発売する1年以上前から開発段階に参加し、ベンダーや社内関係部署と仕様のすり合わせ、価格交渉の上ベンダーを選定、そして工場と製造スケジュール調整をして最適なタイミングで部品を納入する流れで仕事を進めます。

03

目標はチームをリードする
グローバル・バイヤー

調達にとって「安く仕入れる」ということは、非常に大きなミッションです。パーツのコストダウンに成功すれば、販売台数に応じて利益を生みます。少しでも安価で高品質のパーツを仕入れるため、使用する部品の変更や工程の調整、他のメーカーとの部品共通化など、あらゆる方法をベンダーに提案するのも私の仕事です。そういった提案を行うためには、社内外のリソースを活用しながら、最新の情報を入手し続けなければなりません。決して簡単な仕事ではないと思いますが、やればやっただけ成果が数字として現われるのは、とても魅力的ですし、直接会社の利益に貢献でき、自分の成果が明確に分かる仕事に、とてもやりがいを感じています。

調達部に配属後、最初はキーボードの調達を担当していました。現在のバッテリーとACアダプタを合わせると、3つの部品の調達に携わったことになります。今後はさらに多くの部品の調達を経験していきたいと思っています。また日本だけではなく、海外の調達方法も学びたいと思っています。将来はあらゆる調達に精通した、チームをリードできるグローバル・バイヤーになるのが目標です。一つひとつの経験を積むチャンスを逃さず、あらゆる部品に関する知識と経験を深めていきたいと思っています。

PRIVATE TIME長期休みは国内外の旅行
仕事終わりはジムで心身をリフレッシュ

旅行は学生時代からの趣味です。社会人になっても、Work&Life Balanceが大事だと考えています。コロナ禍前には有給休暇を使って長期休暇を取得し、年に2~3回は海外旅行にいっていました。最近は渡航が難しいため、近場の観光地巡りを楽しんでいます。普段は終業後にジムで汗を流し、体を鍛えながらリフレッシュする時間を大切にしています。

※内容はインタビュー当時のものです。

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